会計を極める 第1回 「会計の役割、会計とは何をすること?」

ちまたの会計 任意団体の種類

初めて会計を担当する方のために、任意団体の会計の役割、会計とはなにをすることかを理解しましょう!

本サイトの対象:自治会・町内会・PTA・消防団・子供会・青年会・同窓会・サークル・ボランティアなど任意団体(法人格を持たない非営利組織 NPO)、お寺・教会


まず、任意団体とは?

株式会社、NPO法人、地域で活動している団体などさまざまな形態・規模の団体が、住民生活の向上、地域活性化を目的として日本で活動しています。自治会、町内会、PTA、子供会、青年会などは「任意団体」と呼ばれています。任意団体と呼ばれるほかに、「NPO」「非営利組織」「法人格」を持たない団体とも呼ばれることもあります。

ちまたの会計 任意団体の種類

会計の役割

団体が活動を進めるにあたり、多くの場面にお金が関わってきます。そのため、会員からお金を集め団体の活動のために使う、会計業務は重要な役割です。
間違いが無いようお金をしっかり管理する。状況を会員に報告するということはもちろん、資金繰りを工夫することによって会の活動を充実させたりすることもできます。
このように会計業務は団体にとって重要なポジションを担っているのです。


会計とは何をすることか?

「会計担当」の仕事は日々の支払い・振込・会費の請求・入出金に関わる業務ですが、「会計」ですることは「日々の記帳」と「期末決算」の2つだけです。

1.「日々の記帳」は、帳簿に記録することです。この記録がしっかりできることが大切です。どんな方法で記帳するかというと「単式簿記」と「複式簿記」をいう2種類の方法があります。

「単式簿記」・・・現金出納帳と預金出納帳をつかって現金・預金の入出金を記録していく方法です。家計簿も単式簿記で、簿記の知識がなくても理解できる点が優れています。
「複式簿記」・・・企業会計で発達した方法で、規模の大きな組織に向いています。商業の授業で習うのはこの複式簿記です。
小さな資金規模で、現金・預金以外に資産・負債をあまり持っていない団体は「単式簿記」をお勧めします。ちまたの会計もこの「単式簿記」沿っています。

2.「期末決算」は、1年間のまとめをすることです。会へ報告するためにの決算書類をつくることになります。
決算書類は何の書類をどのような書式でつくるかは、法律でさだめられた基準が残念ながらないので団体によりさまざまです。

「収支決算書」は最低限必要になります。一年間にいくらの収入があり、どのような活動にいくら支出したかを会員に報告するが収支決算書です。
現金・預金以外の資産と負債がある団体は、管理するために別途、貸借対照表・財産目録をつくることになります。

 

自治会・PTA・町内会などの任意団体用クラウド会計ソフト「ちまたの会計」は無料でご利用いただけます。ぜひお試しください。

https://www.timakai.com/

 

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