旧役員から引継ぎで始まり、新役員への引継ぎで終わります。会計事務の1年間の流れや要点を簡潔に紹介します。それでは一年の流れをみていきましょう!
1.旧会計役員から引継ぎ
- 会計帳簿や、通帳、現金をうけとり、説明を受けます。
- 口座の通帳、印鑑を引継ぎます。また口座は必要であれば、名義変更をおこないます。
- 通帳残高、現金残高の合計が収支報告書の翌年度繰越金と一致しているか確認します。
- 現金は、すべて口座へ預け入れ、手持ちの現金は0円としておくことが望ましいです。
2.日々の活動に伴う収支を帳簿に記録する
- 会費の集金、補助金の申請、経費の支出など、活動に伴うお金の動き(収入、支出、口座振替)を帳簿に記録していきます。
- 領収書を整理し保管します。
- 定期的に会計監査をおこなっている団体もあります。
3.決算報告書を作成する
- 帳簿の記録を締め切り、締め切り日時点の現金残高、口座残高を記録します。
- 帳簿に記載された収入・支出を科目ごとに集計し、1年間の合計額を収支計算書に転記します。
4.会計監査を受ける
- 監査を受けるべき書類を用意します。予算書、収支計算書、帳簿、領収書、通帳など会計に関わるすべての書類です
- 監査には会長と会計役員が立ち会います
※消防団・子供会・青年会・同窓会・サークル・ボランティアなどは、第三者による会計監査がなかったりもします。
5.総会で決算報告をおこなう
- 総会では活動報告、決算報告書の承認、来年度予算案の決議などが行われます。
- 会計役員は決算報告書に沿って会計報告をおこないます。
6.新役員への引継ぎ
- 帳簿、書類などを後任者へ引継ぎます。
- 口座の通帳、印鑑を引継ぎます。また口座は必要であれば名義変更をおこないます。
- 任期中に問題となった事柄、改善した方がよい点なども引継ぎします。
一般的に、以上のような流れが会計の一年間の業務となります。会計担当を後任へ引継ぎしたときはほっとしますね。
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