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団体の活動に必要なお金は、会員から集めた会費や行政からの補助金などです。ですので、お金は団体の目的に沿って使われることが必要であり、間違った使われることのないようにルールを決め、ルールに従って管理されることが求められます。
お金は団体全体で管理するものです。団体のルールできちんと管理しましょう。
お金の管理について
団体のお金をきちんと管理する仕組みで、欠かせないのが帳簿や、決算報告書、予算書などの会計書類です。5>
毎日のお金の出入りを記録する書類の現金出納帳。家計簿に似ています。
現金の収入と支出をすべて記録して、手元にお金がいくらあるか?どうしてそうなったか?をわかるようにしておくためのものです。
預金出納帳は、銀行口座の入金、支払、口座から他口座への振替を記録した帳簿です。
口座の残高と、預金出納帳の残高が常に一致するようにしておきます。
一年間にいくらの収入があり、どのような活動にいくら支出したかを会員に報告する決算報告書です。
年度末の総会で会員の承認を得ます。役員は会員などから預かったお金を団体の目的に沿って使ったことを説明する責任があるため、この書類は必要となります。
予算書は一年の活動の予定をお金の面からあらわした書類です。
今年度の決算の状況や、次年度の運営方針を踏まえ、次年度増やしたほうがよい科目・減らしたほうがよい科目を反映させ予算を積み上げていき、それが現状の会費等でまかなえるかを判断します。
会計監査は、収入支出が団体の目的に沿ったものか。団体のルールに従って会計処理が行われているか。について執行部とは別の人が、別の視点で調べ、評価することです。
監査は、会計事務が信頼されるものであることを証明し、執行部が団体の活動方針にそって運営を行っていることを明らかにします。
【 会計書類の見方・書き方 】